国際的な金融機関の健全性強化等に取り組む「バーゼル銀行監督委員会(BCBS)」は14日、気候関連リスクが銀行システムに及ぼす影響や、同リスクを金融リスクとして評価する手法等について検証した報告書を公表した現行の銀行監督フレームワークと気候リスク対応とのギャップ解消に向けた作業の一環と位置付けている。BCBS加盟国や銀行界の一部には、気候リスク対応を銀行の自己資本比率規制に反映させることを求める動きもある。
(写真は、BCBSの委員会メンバーたち。BCBSのサイトより)
公表された報告書は、「Climate-related risk drivers and their transmission chann……
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