HOME4.市場・運用 |EUのサステナブルファイナンス・プラットフォーム(PSF)、トランジション(移行)ファイナンスの軸となる炭素集約産業を分類する「ブラウンタクソノミー案」を来月にも公表へ(RIEF) |
EUcommission2キャプチャ

 

 EUの欧州委員会が組織するサステナブルファイナンス・プラットフォーム(PSF)は、ネットゼロに向けて改革が求められる炭素集約型産業・企業を低炭素化・脱炭素化するためのトランジション・タクソノミー(移行:ブラウン・タクソノミー)を早ければ来月中に公表する。EUのサステナブルファイナンスのタクソノミー制定で議論を残している天然ガス等のエネルギー分野のほか、鉄鋼、化学、セメント等の「ブラウン産業」の移行を支援する条件等を示すとみられる。

 

 EUはサステナブルファイナンス行動計画の軸になるタクソノミーの整備を進めている。これまでに法的フレームワークとなるタクソノミー規則(TR)を制定したほか、昨年末から今年にかけて、気候変動の緩和、適応事業についての対象事業を分類するDeleagted Act……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン