HOME |初の本格的な民間主導の「レジリエンス(気候適応)ファンド」立ち上げ。総額1億㌦。途上国のサステナブル農業、森林保全等に投資。シードマネーをファッション大手のシャネルが出資(RIEF) |
LRF001キャプチャ

 

  官民連携でのグローバルレベルの「緑保全レジリエンスファンド(LRF)」が組成された。スイスのカーボンファイナンス企業のサウスポール(South Pole)が、ファッション大手のシャネル、国連の地球環境ファシリティ(GEF)等と連携し、総額1億㌦(約110億円)の規模とする。ファンドは、気候変動の激化で影響を受け易い途上国のサステナブル農業や森林維持、小規模農業等に投資、それぞれの気候適応力を高めることを目指す。

 

 気候適応事業への投資にフォーカスするサステナブルファイナンスとしては、欧州復興開発銀行(EBRD)が2019年9月に、総額7億㌦の「気候レジリエンスボンド(CRB)」を発行した事例がある。ただ、EBRDは国際公的金融機関で、民間資金の投資資金が軸になる本格的なサステナブルフ……

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