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東京都初のソーシャルボンド、発行条件決まる。利率は0.005%。年度内に追加でほぼ同額発行の予定(RIEF)

2021-06-28 16:59:59

tokyo001キャプチャ

 

 東京都は、国内自治体で初めて発行するソーシャルボンドの発行条件が決まったと発表した。発行額、期間等はすでに決めていたが、利率について年0.005%とした。また主幹事には、三菱UFJモルガン・スタンレー証券等4機関が就任した。今年度中に追加でほぼ同額のソーシャルボンドを発行する予定。

 

 都のソーシャルボンド発行については、すでに、今月前半に公表されている。https://rief-jp.org/ct4/114923?ctid=71

 

発行額は300億円、期間5年、資金使途は、教育分野で▼特別⽀援学校の整備(障害のある幼児・児童・⽣徒の⾃⽴や社会参加に向けた主体的な取り組みの⽀援)▼チャレンジスクールの整備(⼩・中学校時代に不登校経験を持つ⽣徒等への教育の機会提供)。

 

 雇用分野で▼雇⽤ 維持・創出雇⽤・就業促進施設等の整備(都⺠の雇⽤・就業に対する⽀援)▼東京都中⼩企業制度融資に係る預託⾦(中⼩企業の事業継続や経営の安定化など)となっている。


 主幹事は三菱UFJ モルガン・スタンレー証券のほか、みずほ証券、ゴールドマン・サックス証券、大和証券の4機関。セカンドオピニオンは格付投資情報センター(R&I)が付与した。

 

https://www.zaimu.metro.tokyo.lg.jp/bond/tosai_ir/sb/20210625_socialbond.pdf