証券監督者国際機構(IOSCO)は28日、サステナビリティ情報開示についての報告書を公表した。理事会直属の「Sustainable Finance Taskforce(STF)」がまとめたもので、グローバルベースでの義務的情報開示の必要性を強調。現在、会計基準機関のIFRS財団がTCFD提言を踏まえて設立を目指す国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)による基準をグローバル基準としてを強く推奨した。また開示するサステナビリティ情報を財務報告書に反映させる手法等のガイダンスの設定も指摘した。
報告書は、現在、市場で利用されている自主的なサステナビリティ、ESG関連の情報は投資家の需要を適切に満たしていないと指摘。グローバルに情報の一貫性のある基準の設定が緊急に急がれるとした。サステ……
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