中欧のスロベニアが、中東欧諸国として初となるサステナビリティボンド国債を1日に発行する。発行額10億ユーロ(約1300億円)に対して10倍以上の応募があった。資金使途は、再生可能エネルギーやグリーンビルディング等の環境分野のほか、手ごろな価格の住宅供給、医療・教育等のエッセンシャルサービスへのアクセス等の社会分野を網羅する。
ソブリンのサステナビリティボンドの発行自体、2020年9月のルクセンブルク、今年4月のアンドラに次ぐ3か国目。中東欧諸国のグリーンボンドを含むソブリンESG債の発行としては、ポーランド、ハンガリー、リトアニア、チェコ等の10カ国に及んでいる。ポーランドは2016年12月に世界で最初にソブリンのグリーンボンド国債を発行して以来、これまでに4回発行している。
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