HOME5. 政策関連 |国際資本市場協会(ICMA)、EUのグリーンボンド基準(EU GBS)規則案に懸念表明。グリーンタクソノミーの改定への適合規定が「発行体にとってハードル」と指摘(RIEF) |
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 国際資本市場協会(ICMA)は、欧州委員会が先に公表したEUグリーンボンド基準(EU GBS)規則案に対して、並行してEUが整備するグリーンタクソノミーへの適合手順に疑義を示す意見書を公表した。欧州委員会の規則案では、EUがタクソノミーのクライテリア等を変更した場合、EUグリーンボンドの発行体が資金使途先の変更を迫られるリスクがあるとの懸念を示している。

 

 ICMAの指摘は、欧州委員会のEU GBS規則案で、資金使途先をEUタクソノミー規則で定めるDelegated Act(DA)の事業分類を活用するとしている項目。それによると、EUグリーンボンドの発行体は、ボンドの資金使途先をDAが改定された場合に5年以内に適合することが定められている。

 

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