HOME5. 政策関連 |イエレン米財務長官、米国での気候情報開示の整備について、財務省主導の「金融安定監視委員会(FSOC)」で金融リスクとして対応を声明。G20のSFWGとも連携(RIEF) |
Yerenn001キャプチャ

 

 ジャネット・イエレン米財務長官は11日、バイデン大統領の指示で進めている気候関連情報開示の在り方について、同長官が議長を務める金融安定監視委員会(FSOC)で、米国の金融システムの安定性に対するリスクとして対応するほか、証券取引委員会(SEC)による気候関連情報開示のガイドライン見直しで補完する体制で進める考えを示した。また国際的にはG20のサステナブルファイナンス・ワーキンググループ(SFWG)においてサステナビリティの情報開示の構築を優先事項とするとした。

 

 イエレン氏はイタリア・ベニスで開いたG20の会合でスピーチした。気候情報開示については、EUがサステナブルファイナンス開示規則(SFDR)を公表、IFRS財団でも国際サステナビリティ基準機構(ISSB)による国際統一のルール化……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン