HOME4.市場・運用 |米証券取引委員会(SEC)、気候情報開示のルール化に向け、連邦上院議員の前法律専門家をヘッドハント。上院での法案審議を前提か。法的義務化の公算強まる(RIEF) |
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  米証券取引委員会(SEC)は気候政策担当首席アドバイザーを任命した。任命されたのは米上院議員の法律担当を務めていたミカ・モース氏(Mika Morse)。法案づくりの専門家として知られており、SECでは、バイデン大統領から指示されている義務的な気候情報開示のフレームワークづくりを担当するとみられる。SECの気候情報開示の法的義務化作業への準備が整うことになる。

 

 モース氏は、直前まで米上院議員ブライアン・シャーツ(Brian Schatz)氏(民主党、ハワイ選出)のシニア法律顧問兼副法律ディレクターを務めていた。上院の銀行委員会、商務委員会、予算委員会等で、法案作成に従事してきた。その前は、ワシントンの法律事務所シドリー・オースチン(Sidley Austin )で国際貿易担当だった……

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