新型コロナウイルスのワクチンを製造する米ファイザーは、サステナビリティボンドを10億㌦（約1100億円）発行した。資金使途はコロナウイルス関連の研究開発へのファイナンス・リファイナンス資金のほか、医療従事者等のエッセンシャルサービス等にも充当するとしている。同社は昨年3月に初めてサステナビリティボンドを発行しており、今回が2度目。

 

　ボンドは期間10年。クーポンレートは1.75%。主幹事は、Citigroup、Goldman Sachs、JP Morgan、Morgan Stanleyの4米銀。セカンドオピニオンはSustainalyticsが国際資本市場協会（ICMA）のサステナビリティボンドガイドラインへの適合を付与した。利回りは当初、米国債＋0.75%と想定されていたが、投資家の……

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