国際財務報告基準(IFRS)財団は3日、英国グラスゴーで開いている国連気候変動枠組み条約第26回締約国会議(COP26)において、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の設立を正式に発表するとともに、気候・サステナビリティ情報開示のモデルとなるプロトタイプ版を公表した。また、同情報開示をグローバルに推進するため、民間の基準団体のClimate Standards Board(CDSB)とValue Reporting Foundation(VRF)をISSBに統合することも明らかにした。気候・サステナビリティ情報開示の国際共通フレームワークづくりは22年初めから本格稼働する。
IFRSはこれらの取り組みによって、IFRSを、財務と非財務(サステナビリティ)の両面の国際基準制定のた……
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