HOME |バーゼル金融監督委員会(BCBS)、IFRS財団のサステナビリティ基準審議会(ISSB)を歓迎。「バーゼル規制でも気候金融リスク開示を『第三の柱』で位置づける」と明言(RIEF) |
BIS0011キャプチャ

 

  バーゼル金融監督委員会(BCBS)は、IFRS財団が気候・サステナビリティ情報開示の国際共通基準をつくる国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の設立を決めたことを歓迎するとともに、銀行の共通自己資本比率規制のバーゼル規制でも、市場ベースでの開示手段である第三の柱(Pillar 3)の中で、気候関連金融リスク情報の開示を位置付けることを明らかにした。

 

 BCBSは「気候関連金融リスクを把握し、マネージするうえで、銀行は投融資先やカウンターパーティ―等に対して、気候関連の正確な情報を求めることになる。産業横断的で継続的なサステナビリティ報告において、開示情報の首尾一貫性と比較可能性が、情報野透明性と市場の規律を促すうえで重要だ。われわれは気候関連金融リスクの開示基準の開発を目指すIF……

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