ロシアの国家開発機関のVEB.RFは、ロシア版のグリーン・タクソノミーを公表した。タクソノミーはロシア国内でグリーンボンドを発行する際は準拠を義務付ける法的基準とする。対象となるグリーン事業は、エネルギー、建設、産業等の8分野をカバーする。EUのタクソノミーの個別分類で焦点となっている天然ガスについては、ガス火力発電のクライテリアを100g/kWh以内とし、原発については「グリーン」の対象に含める形で整理した。
ロシア版タクソノミーの内容は、英非営利団体Climate Bonds Initiative(CBI)やEUの国際資本市場協会(ICMA)の各タクソノミーとの整合性を前提としている。VEB.RF自体、今年9月の段階で「近く、ロシア版のグリーンタクソノミーが公表される」と明らか……
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