HOME |日本取引所グループ(JPX)、今年半ばに、ESG債の情報を一元的に集約・開示する「サステナブルファイナンス情報プラットフォーム(仮称)」開設。グリーンウォッシュ対策は先送り(RIEF) |
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 日本取引所グループ(JPX)は、グリーンボンド等のESG債等のサステナブルファイナンス金融商品の情報プラットフォーム整備を提言した報告書を公表した。当面、取引の盛んなESG債について、発行体の基本情報やレポーティング等の情報を一元的に開示するプラットフォームを、本年半ばをメドに、JPXで整備する。ただ、ESG債の適格性の担保やグリーンウォッシュ対策等の具体的な対応策は盛り込んでいない。

 

 報告書は「サステナブルファイナンス環境整備検討会中間報告書」。昨年10月に、発行体や機関投資家等の業界関係者をメンバーとして設立、3カ月でまとめた。ESGファイナンス関連の情報プラットフォームは、すでに欧州やシンガポール等で整備されている。先にドイツ取引所(Deutsche Börse)もサステナビリ……

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