HOME |チリ政府、初のソブリン・サステナビリティ・リンク・ボンド(S-SLB)発行。20億㌦。KPIsはパリ協定のNDCsの主要目標にリンク。企業発行のSLBより信頼性高く(RIEF) |
Chile001キャプチャ

 

 チリは国が発行するものとしては初となるサステナビリティ・リンク国債(S-SLB)を発行した。発行額は20億㌦(約2300億円)。S-SLBが改善目標としてリンクする重要業績指標(KPIs)は、温室効果ガス(GHG)の排出量と、同国の電力に占める再生可能エネルギー比率の2件を設定している。ロシアのウクライナ侵攻でグローバル金融市場は不安定になっているが、幅広い投資家からの購入が相次ぎ4倍の倍率となった。「グリニアム(グリーン性のプレミアム)」も生じた。

 

 (写真は、チリ財務省の建物)

 

 企業が発行するSLBについては、設定するKPIの妥当性や、資金使途の不透明さ、KPIを達成できなかった場合の金利ステップアッ……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン