HOME |英財務報告評議会(FRC)、改定スチュワードシップコードの署名金融機関に74機関を新たに「承認」。日本勢1社。「却下」も31機関。日本のコードに比べ、厳格さに大きな違い(RIEF) |
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 英財務報告評議会(FRC)は10日、英スチュワードシップコードへの署名金融機関についての最新の適合リストを公表した。昨年10月に報告書を提出した105の金融機関のうち、4分の3に相当する74機関が適合を認められた。それ以外の31機関は報告内容が不十分として拒絶されたことになる。今回の署名機関を含め、スチュワードシップコード の署名機関は199機関、総資産運用額33兆ポンド(約5052兆円)に達する。

 

 日本の金融庁もFRCのコードをモデルにした日本版スチュワードシップコードを公表し、署名機関(受け入れ表明機関)は321機関に上る、としている。ただ、FRCのコードが署名金融機関の資産運用等の情報開示を「審査」の評価で重視する形に改定しているのに対して、日本版は一般的な原則の遵守の誓約等の……

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