フィリピン政府は初の円建てのサステナビリティ・サムライ国債701億円を発行した。サムライ債市場ではこれまで、ハンガリーによるグリーン国債の発行はあるが、サステナビリティ国債の発行はフィリピンが初めて。5年物から20年物まで4種類のボンドで構成される。資金使途は自然資源の持続可能な管理や零細・中小企業の雇用対策、再エネ等の環境・社会両面の分野に充当する。
初のサステナビリティ・サムライ国債は、5年物(520億円)、7年物(50億円)、10年物(71億円)、20年物(60億円)の4種類。クーポンレートはそれぞれ、0.76%、 0.95%、1.22%、1.83%となっている。サムライ債市場で20年債を発行するのは初めて。フィリピンは3月にドル建てで期間25年のサステナビリティ国債を10億……
申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。