HOME4.市場・運用 |欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)、欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)公開草案。ダブルマテリアリティの視点打ち出す。気候変動分野ではScope3も開示義務化を提唱(RIEF) |
ESDR001キャプチャ

 

 EUの会計基準案を提案する「欧州財務報告諮問グループ(European Financial Advisory Reporting Group : EFRAG)」は、欧州委員会が準備を進めている「企業サステナビリティ報告指令(CSRD)」案の軸になる欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)の公開草案(EDs)を発表した。草案はESGの各分野と分野横断的案で構成され、全体で13本。最大の特徴は、企業がサステナビリティ、ESG要因によって影響を受ける重要なリスク・オポチュニティ情報の開示に加え、企業活動が社会に及ぼす重要なESG課題についても開示する「ダブル・マテリアリティ」を基本に据えている点だ。また気候変動の温室効果ガス排出量の開示は、Scope3も対象とすることを提案している。

 

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