各国の中央銀行や金融監督機関で構成する「金融システムをグリーン化するためのネットワーク(NGFS)」は、最新の分析レポートにおいて、カーボンニュートラルへの移行に向けた金融市場の透明性向上のため、タクソノミー、第三者機関による外部評価、気候移行指標の3つの政策手段の強化を提言した。このうち、タクソノミーについては、国際比較が可能で相互運用性の高いタクソノミー構築の必要性を強調したうえで、日本が進める気候移行ファイナンスとEUの移行タクソノミーの違いを指摘。セカンドオピニオン等の外部評価については、グリーンウォッシュを防ぐため、規制対象とすることを求めた。
NGFSのレポートは、「Enhancing market transparency in green and transitio……
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