HOME4.市場・運用 |ENEOS、トランジション・リンク・ボンド、6月に発行。約1000億円規模。カーボンニュートラル計画実現のため、国内CCS事業等の資金に充当(RIEF) |
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 ENEOSは2030年の排出量46%削減、40年のネットゼロ化を目標とするカーボンニュートラル計画を公表、同目標を達成するために、6月中にも1000億円規模のトランジション・リンク・ボンドを発行する。サステナビリティ・リンク・ボンド(SLB)方式での発行で、SPTsに30年、40年の各目標を設定した。ボンドの資金使途は、先に公表した電源開発(Jパワー)と共同実施する国内でのCCS開発事業等に充当するとみられる。

 

 同社のカーボンニュートラル目標の対象とするGHGは自社の操業等からのScope1とScope2とする。Scope3については、「政府・他企業と歩調を合わせて取り組み、 カーボンニュートラル実現を目指す」としているが、削減目標等は示していない。2030年度46%削減は国の方針と……

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