金融庁の金融審議会ディスクロージャーワーキンググループ(DW)はサステナビリティに関する企業の情報開示のあり方についての報告書をまとめた。国際サステナビリティ開示審議会(ISSB)の共通基準作りに対応する形で、わが国の法定開示手段である有価証券報告書において、サステナビリティ情報を一体的に開示するための独立した「記載欄」を設けることを提言した。 開示の主な概要はTCFD提言による①ガバナンス②戦略③リスク管 理④指標と目標、の4構成要素としたうえで、①と②は全ての企業に開示を求め、③と④は企業が重要性を判断した場合に開示するとした。
ワーキング(DW)の提言は、ISSBが現在公表しているサステナビリティ情報開示の公開草案を踏まえ、国内での情報開示を進めるに当たって現行の有価証券報告書……
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