HOME4.市場・運用 |IFRSの国際財務基準審議会(IASB)と国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)、統合報告フレームワーク(IR)の共同推進で合意。両基準との結合性を強化。VRFがIR強化を担う(RIEF) |
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   国際財務報告基準(IFRS)財団は25日、国際財務基準審議会(IASB)と国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が、統合報告フレームワーク(IR)を両審議会が担当する財務と非財務の開示基準と連携させる共同作業を推進すると公表した。IRのレベルアップ作業は、IFRSに参加する「 Value Reporting Foundation (VRF)」が担う。VRFが開発したサステナビリティ会計基準審議会(SASB)の基準は、ISSBの気候情報開示案に盛り込まれており、今回、統合報告もIFRSの開示情報と連携した枠組みとして位置づけられることになる。

 

 統合報告(IR)については、2013年に会計士団体等が主導する形で国際統合報告評議会(IIRC)が、企業の財務と非財務の両面を統合する形……

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