HOME4.市場・運用 |米証券取引委員会(SEC)、資産運用機関や助言機関のESG対象の投資信託等のグリーンウォッシュ対策で情報開示ルール化を提案。EUのSFDRの情報開示要請と同じ方向感(RIEF) |
SEC0044キャプチャ

 

 米証券取引委員会(SEC)は25日、資産運用機関や助言機関がESGにフォーカスした投資信託やファンド等のグリーンウォッシュを排除するため、情報開示等をルール化する提案を公表した。同提案はEUが資産運用機関等にESG評価の共通化を求める「サステナブルファイナンス開示規則(SFDR)」の要求事項と類似する。「グリーン」「サステナビリティ」等をラベル化した金融商品の急増に紛れ込む「ウォッシュ商品」から投資家を守るためとしている。

 

 米国のサステナブル投資市場は、現在、17兆㌦(約2100兆円)規模とされる。SECの提案はこうした市場の交通整理を目指すものといえる。EUのSFDRでは、投資信託等の金融商品の投資先のESG評価等の開示をルール化することで、「ウォッシュ商品」の排除を目指している。……

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