東京証券取引所は23日、9月から始めるカーボンクレジットの試行取引への参加企業の募集概要を公表した。経済産業省が推進する「GX:グリーントランスフォーメーション」政策の一環で、2050年カーボンニュートラルを目指す企業が自主的に設定するCO2削減目標を達成するために、国内ですでに取引されている日本版自主的カーボンクレジット(VCM)であるJ-クレジットを売買する。これまでJ-クレジットは相対取引だったが、市場化することで常時、市場価格が示され、企業の削減目標達成に資することを目指すとしている。
J-クレジットは、企業が省エネタイプのエネルギー設備の導入や、再生可能エネルギーの利用によるCO2排出量の削減、さらに森林管理の改善等によるCO2の吸収量を高めるなどの場合に、その削減量、吸収……
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