HOME4.市場・運用 |欧州中央銀行(ECB)、2015年のパリ協定以前と以後で、高炭素排出企業の株価に、物理リスク、移行リスクの「気候リスクプレミアム」が明確に織り込まれていることを分析(RIEF) |
ECB001キャプチャ

 

 世界の気温上昇抑制の目標で合意した2015年のパリ協定以来、高炭素排出企業の株価に、物理リスク、移行リスクを反映した「気候リスクプレミアム」が明確に織り込まれているとの分析結果が公表された。欧州中央銀行(ECB)の研究レポートで、金融市場の取引で気候リスクが明確に評価されていることが立証された。

 

 レポートは「欧州金融市場での移行対物理気候リスクプライシング:テキストベースド・アプローチ(Transition versus physical climate risk pricing in European financial markets: a text-based approach)と題したワーキングレポート。著者はECBのエコノミスト、Giovanna Bua、Daniel Ka……

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