EU欧州委員会の専門家で構成する「サステナブルファイナンスプラットフォーム(PSF)」は11日、タクソノミー規則(TR)に基づき、社会的課題への適合を求める最小セーフガード(MS)案を公表した。サステナブルファイナンスのタクソノミーでは「他の環境分野に重大な影響を与えない(DNSH)」原則とともに、MS基準への適合を共通に求めている。PSFは、MSを現行EU法に連動させるとともに、具体的なMSとして人権、汚職・腐敗等の4項目を整理、MS遵守のコンプライアンス等も提案している。
PSFの提案によると、MSをリンクさせるEU法については、金融機関・同商品を対象とした「サステナブルファイナンス情報開示規則(SFDR)」、現在、法制化作業中の「企業サステナビリティ報告指令(CSRD)」と「企……
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