金融安定理事会(FSB)は14日、グローバルな金融システム安定のための気候関連金融リスク対応の進捗状況に関するレポートを公表した。その中で、IFRS財団の国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)による気候・サステナビリティ両分野でのグローバル情報開示基準化作業を評価するとともに、それらの情報開示の信頼性を確保する「グローバル保証基準」の設定が必要との認識を示した。監査法人や第三者機関による外部保証を共通化する必要性を求める形だ。
FSBは昨年7月のG20で気候関連金融リスクに対処するロードマップについて承認を得ている。今回そのロードマップの進捗状況を評価する「2022年プログレスレポート」を公表した。レポートはロードマップで指摘した①企業レベルの情報開示②データ③脆弱性の分析④規制……
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