IFRS財団は14日、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の理事メンバーに韓国と米国の専門家を指名したと発表した。これで14人の理事枠のうち10人分が決まった。アジアからは中国、韓国の理事が選ばれた。だが、日本からは指名されていない。日本の「理事枠」は確保されている模様だが、日本側で産業界、会計業界、官庁等の調整がつかず、まだ候補者をIFRSに推薦できていないようだ。ISSBは今月20~21日に初の理事会を開くが、日本は参加できない見通しだ。
14日に理事に指名されたのは、韓国のSungkyunkwan University(成均館大学)の会計学教授のTae-Young Paik 氏と、米国の投資会社KKRのサステナブル投資分野のマネジング・ディレクターを務めたElizabe……
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