HOME4.市場・運用 |IFRS財団。国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の気候・サステナビリティ情報開示案への市場からの反応概要を公表。投資家はScope3開示を強く支持。企業はガイダンス求める(RIEF) |
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   IFRS財団は、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が公表中の気候・サステナビリティ情報開示案に対して市場関係者等が寄せた反応の概要をまとめた。開示案の意見募集は29日が期限で、今回のとりまとめは暫定的な位置付けだ。この中で、基準案が温室効果ガス(GHG)排出量の開示をScope3まで含むとした点で、投資家の大半は同案を支持した。一方、開示を求められる企業はセクターごとのガイダンスの設定等を求める声が多かった。投資家は企業の排出削減目標等を盛り込んだ「移行計画」の開示を強く支持した。

 

 IFRS財団は、3月末にISSBが公表した気候分野とサステナビリティ分野の情報開示案に対する市場関係者、NGO、専門家等の意見を29日まで募集している。これらの意見を受けて、原案を見直し、年末……

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