HOME |国際標準化機構(ISO)。グリーンファイナンスのタクソノミー基準を公開。原発は対象外、天然ガスもCCUS併設が条件。「政治判断」で修正されたEUタクソノミーとの違いを明確化(RIEF) |
ISO002キャプチャ

 

  国際標準化機構(ISO)はグリーンファイナンス基準で最後まで作成が遅れていたタクソノミー基準で最終合意し、公開した。EUのタクソノミーで焦点となった原発については基準から除外し、天然ガスについてはCCUS等の活用を条件として盛り込んだ。製造業のうち自動車についてはEUと同様に電気自動車(EV)等のゼロエミッション車と50gCO2/km以下と限定した。

 

 ISOのグリーンファイナンス(グリーン負債性商品)基準は2017年に、グリーンボンドやグリーンローン等を対象として作業を開始した。昨年までに、ボンド基準(14030-1)、ローン基準(14030-2)、セカンドオピニオン等の妥当性と検証(14030-4)の3基準で合意、基準を発行した。だが、タクソノミー基準(14030-3)については……

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