IFRS財団の国際会計基準審議会(IASB)は、気候・サステナビリティ分野の国際共通情報開示基準案の制定を目指す国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)の活動と連動する形で、気候関連リスクを財務報告に取り込む作業を、2022~26年の5カ年計画で実施することを決めた。カーボン等の環境汚染物質の価格メカニズム(クレジット化)を財務的に評価するプロジェクトも位置付けた。財務会計とサステナビリティの非財務評価との連携情報開示(Connected reporting)に焦点が合わさる形だ。
IASBはこのほど、5カ年ごとに取り組む課題を協議する「第3次アジェンダ協議(Third Agenda Consultation)」に対して寄せられたスタークホルダーからの意見をまとめた「フィードバ……
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