HOME |国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)への日本からの意見、13機関(個人含む)が提出。大半がScope3開示、シナリオ分析等で条件付き要求。ISSB案に全面賛成意見は1件(RIEF) |
IFRS002キャプチャ

 

  気候とサステナビリティ分野の国際共通情報開示ルール化を目指す国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)のドラフト案に対する日本から提案された意見が明らかになった。経済産業省、サステナビリティ基準委員会(SSBJ)のほか、経団連、全国銀行協会等の各業界団体、企業等、合計13機関(重複を除く。個人含む)が意見表明した。各意見には多少の表現の違いはあるが、論点の国別基準との関係、Scope3の開示、シナリオ分析の導入等では、ドラフト案の修正・見直しを求める意見が大半。全面賛成の意見は1件だけだった。

 

 ISSBが3月末に公開したドラフト案はサステナビリティ分野(S1基準)と気候分野(S2基準)に分かれる。意見表明は7月29日まで受け付けられ、合計693件(重複を含む)の意見がISSBに寄せ……

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