HOME |大阪ガス、9月1日に2回目のトランジションボンド発行。270億円。再エネ、ガス火力両事業に充当。CO2削減量は年115万㌧強。2030年度の削減量は3割程度で「移行」への道遠し(RIEF) |
Daigas003キャプチャ

 

 大阪ガスは1日、同社として今年2回目のトランジションボンドを発行する。発行額は270億円で、6月の第一回発行時の100億円を上回る。調達資金は、同社グループが出資する太陽光発電事業のほか、出光興産と共同で開発中の兵庫県・姫路市での天然ガス火力発電所事業に投じる。

 

 調達資金の供給先は、外部から取得済みの鹿児島県出水市の桑原城メガソーラー(発電量約1万2000kW)と、茨城県北茨城市磯原町特高発電所(太陽光発電、約3万5000kW)の二つの太陽光発電所と、現在、姫路市に建設中の姫路天然ガス発電所(124.52万kW=62.26万kW×2基、いずれも2026年完成予定)。想定されるCO2排出削減量は、2つの太陽光発電が年1万7000㌧、天然ガス発電所が年114万㌧、としている。合計の排出削……

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