HOME |国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)議長、EUに対し、欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)案との整合化を働きかけ。Scope3情報開示義務化では一致を示唆(RIEF) |
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  国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)議長のエマニュエル・ファベール氏は、EUの欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)が進めるEU域内での「欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)」案について、ISSBのサステナビリティ基準案との調和を図るべきとの見解を示した。ESRS案はISSB案より企業にとって厳しい開示を求める内容となっており、グローバル企業にとっての負担が増加する懸念が示されている。

 

 ファベール氏は、8月31日に欧州議会側と会合を持ったとしている。

 

 ISSBは現在、気候・サステナビリティの両情報開示案を年末までに成案化する作業を進めている。主な柱は、温室効果ガス排出量の開示についてサプライチェーンの排出も含めたScope3……

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