HOME10.電力・エネルギー |三菱重工業、トランジションボンド100億円分、発行。1日に発行したグリーンボンドとの金利差(トランジション・リスク・プレミアム)は3.5倍に拡大(RIEF) |
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 三菱重工業は8日、同社として初のトランジションボンドを発行した。発行額は100億円。資金使途は、既存インフラの脱炭素化、水素エコシステムの実現、CO2エコシステムの実現等を掲げている。同社は1日にはグリーンボンド150億円を発行しており、同ボンドの資金使途として、水素発電ではグリーン水素事業や水素100%専焼の発電事業等としたが、今回のトランジションボンドでは、既存設備の改善として水素混焼20%~30%等を想定している。グリーンボンドとトランジションボンドを使い分ける形だ。

 同社はトランジションボンドについて、経産省のモデル事業認定を受け、セカンドオピニオン事業費用等を国費で賄う補助金を受けるとしている。モデル事業は「カーボンニュートラル達成に関連する資金調達」と位置付けている。

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