HOME4.市場・運用 |ニッセイアセットマネジメント、野村アセットマネジメント、「ESGファンド」の定義付け公表。「グリーンウォッシュ」対策で。ESG格付評価の重視や投資手法の明確化等(RIEF) |
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 ニッセイアセットマネジメントと野村アセットマネジメントは、自社が提供するESGファンドの定義を公表した。ESGファンドは市場規模を拡大している一方で、定義のあいまいさから「グリーンウォッシング」の懸念も指摘されている。両社の対応は、金融庁がESG投信を行う資産運用会社に対して、運用プロセスの説明や開示を求めたことを受けたもので、定義の明確化によって、投資家に対して自社のESG方針を強調する形でもある。

 

 金融庁は今年5月、「資産運用業高度化プロぐレスレポート2022年」において、「ESG投信を取り扱う資産運用会社への期待」を公表、①顧客がESG投資判断を適切に行えるよう、運用プロセスの実態に即して一貫性のある形で、明確な説明や開示を行うべき②ESG専門部署の設置やESG専門人材の確保等、ESG投資のための実効的な体……

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