グローバル市場でのグリーンボンドの発行額が2兆㌦（約300兆円）を突破した。同ボンドは2007年に最初に発行され、15年で2兆㌦市場に成長したことになる。さらにソーシャルボンドやサステナビリティボンド等を合わせたESG債市場総額も3兆㌦（約333兆円）に達した。グリーンボンドの今年の発行額は、ロシアのウクライナ侵攻の影響で、債券発行全体が鈍化したこともあり、史上最高の発行額だった昨年には及ばない見通しだが、過去2番目の発行額になりそうだ。

 

　英Environmental Financeが推計した。それによると、9月後半時点で2兆400億㌦になった。このうち、1兆7900億㌦分は市場で流通している。グリーンボンドが最初に発行されたのは、2007年で欧州投資銀行（EIB）がClimate……

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