HOME |金融安定理事会(FSB)、気候関連金融リスクで報告書公表。金融当局には気候シナリオ分析とストレステストの活用拡大を、情報開示ではISSB基準と国別基準との相互運用性確保を強調(RIEF) |
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 金融安定理事会(FSB)は13日、気候関連金融リスクに対処するための取り組みに関する2つの報告書をまとめ公表した。両報告書はG20の財務相・中央銀行総裁会議にも報告された。報告は、各国の金融監督当局に対して、気候関連金融リスクを把握するためのシナリオ分析やストレステストの活用を拡大することを求めるとともに、気候情報開示では、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)が進めるグローバルベースラインとなる基準と、各国が取り組む国別開示手法との相互運用性(Interoperability)の確保を求めている。

 

 公表された報告書は「気候関連リスクに対する金融監督と規制アプローチに関する最終報告書(A final report on supervisory and regulatory  ap……

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