HOME |国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)、気候・サステナビリティ情報の温室効果ガス排出量開示にScope3も含むことで合意。開示困難な企業対応で国別猶予条項を認める方向(RIEF) |
ISSB0011キャプチャ

 

 国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は21日、年末までに成立を目指す気候・サステナビリティ情報開示基準の焦点の一つである温室効果ガス(GHG)排出量の開示対象に、Scope1+2に加え、Scope3も含めることで、理事会が合意したと発表した。サプライチェーンでのGHG排出量も企業の開示対象とすることには、企業取引の裾野の広い主要企業に懸念があるが、企業のGHG排出量に占めるScope3排出量の多さから、原則開示を貫く。企業によって開示が困難な場合等は、国ごとに「セーフハーバールール」を設けることを認める方針だ。

 

 (写真は、モントリオールで開いたISSB第二回理事会に出席した議長のファベール氏㊨と、副議長のロイド氏㊧)

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