HOME |米証券取引委員会(SEC)、気候関連開示規則案を含め複数のルール改正案でのパブリックコメントで一部コメント未着が発覚。SECは「技術的エラー」とし、コメント提出期間を延長(RIEF) |
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 米証券取引委員会(SEC)は、気候関連開示規則案に対するコメントの受付を6月に締め切っていた。だが、「オンラインでのコメントの受け取りに技術的なエラーがあった」として、コメントの受付を11月1日まで再開した。対象となる規則案等のドラフト案は気候関連規則だけでなく、全部で12本(1つはコメント募集)に及ぶ。届いていなかったのは、すべてのコメントではなく、一部に限られるようだ。これで気候関連規則案の方向性が変るとは思えないが、SECのパブリックコメント手続きが軽んじられているとの批判は出てこよう。

 

 SECがコメント受付でミスがあったと発表したのは今月7日。対象となる新ルール等のドラフト案等は気候変動規則案だけでなく、2021年12月初めから、今年6月かけて公開された各種の金融機関向けの市……

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