HOME |G20サステナブルファイナンスワーキンググループ、トランジションファイナンスで22件の勧告。EU、中国等の「タクソノミー方式」に対し、日本だけ「原則主義方式」で違い際立つ(RIEF) |
G20SFWGキャプチャ

 

 20カ国首脳会議(G20)のサステナブルファイナンスワーキンググループ(SFWG)はトランジションファイナンス等、サステナブルファイナンスの3つの検討課題に対する勧告を公表した。トランジションファイナンスでは、グリーンファイナンス等と区別し、温室効果ガス(GHG)集約産業や同企業へのトランジション活動や投資を含め、経済全体の気候トランジションに必要な広範囲な投資に対する支援活動、と位置付けて、5つの分野について合計22の勧告を公表した。このうち、トランジション活動の明確化では、EUや中国等のタクソノミー・ベースのアプローチと、日本の原則主義的アプローチを区分し、日本の取り組みが世界の大勢と異なる点を浮き彫りにする形となっている。

 

 G20のSFWGは、米国と中国が共同議長を務め、運営し……

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