HOME |ガーナとスイス、パリ協定の「国際間クレジット移転」を初実施。ガーナでの「気候スマート型米作事業」の実施をスイス官民が支援、創出するクレジットをスイスの国、企業に移転(RIEF) |
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 ガーナ共和国は12日、同国内で実施している「気候スマート型米作事業」により創出されるカーボンクレジットを、パリ協定6条2項の規定に合致する形で、スイスに移管することを承認したと発表した。「6条2項(協力アプローチ)」による途上国から先進国へのカーボンクレジット移転の実施は初めて。エジプトで開いている国連気候変動枠組み条約第27回締約国会議(COP27)の場で明らかにした。

 

 パリ協定第6条2項の協力アプローチは、昨年のCOP26で各国間の合意に達したルール。同制度に参加する国の承認を前提として、海外で実現した排出削減・吸収量を参加国の削減目標の達成に活用できる仕組み。日本は自主的な形で二国間クレジット制度(JCM)を運営しているが、JCMで創出するクレジットは政府間での移管が前提だが、……

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