HOME |EUの欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)、CSRDの土台となる欧州サステナビリティ情報開示基準(ESRS)最終ドラフト案公開。ダブルマテリアリティを軸。Scope3開示も含む(RIEF) |
EFRAG0011キャプチャ

 

  EUの欧州財務報告諮問グループ(EFRAG)は、EUが設定を目指す欧州サステナビリティ情報開示基準(ESRS)の土台となる12分野からなる最終ドラフト案をまとめ、欧州委員会に提出した。2024年から導入が予定される企業サステナビリティ情報開示指令(CSRD)の開示内容となる。EUはすでに金融機関等向けの「サステナブルファイナンス開示規則(SFDR)を発効しており、今回のESRS案により、金融機関が投融資に際して評価する企業のサステナビリティ情報の開示ルール案が示されたことになる。

 

 EFRAGは今年5月にドラフト原案を公表、それに対する市場等からの意見を踏まえて最終ドラフト案を公表した。今回のESRS最終ドラフト案を受けて、欧州委は2023年6月までに、CSRDを含めたESRS の最……

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