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高知県、来年3月に、同県初のグリーンボンド発行へ。発行額50億円、再生可能エネルギー事業や、気候対策の適応事業等に充当。グリーンボンドの発行は四国では初(RIEF)

2022-11-30 23:43:13

75_坂本龍馬像

 

 高知県は30日、四国では初となるグリーンボンドを来年3月をメドに発行すると発表した。発行するボンドは期間5年で発行額は50億円を想定する。調達資金は、太陽光発電事業の導入など再生可能エネルギー事業、自然災害防止の適応事業等に充当する方針としている。

 

写真は、高知市桂浜に立つ坂本龍馬像。そういえば、銅像は「グリーン」じゃ!)

 

 高知県は、森林率全国1位の森林資源を抱え、CO2の吸収力が高いほか、豊富な自然資源を特徴としている。2050年カーボンニュートラルの実現を目標に掲げ、今年3月にはニュートラル実現に向けて官民連携を進める「脱炭素社会推進アクションプラン」を策定している。

 

 今回のグリーンボンド発行発表についても「グリーン化」を推進する同県の姿勢をアピールし、地元企業や投資家の県債購入を通じた県政への参画を推進することも目指すとしている。主幹事は、みずほ証券、野村證券、SMBC日興証券の3金融機関。

 

 都道府県のグリーンボンド等のESG債の発行は東京都、神奈川県、長野県、静岡県、三重県、愛知県、大阪府、兵庫県、広島県に次ぐ。

https://www.pref.kochi.lg.jp/press1/2022112100070/