HOME |米第2位の資産運用会社、バンガード、オーストラリアで個人向けインデックスファンドの除外スクリーンの説明不備で、「グリーンウォッシング」の是正通知。罰金約4万豪㌦(RIEF) |
Vanguardキャプチャ

 

  米国のBlackRockに次ぐ資産運用額を持つ米国のバンガード(Vanguard)のオーストラリア子会社が、オーストラリアの証券投資委員会(ASIC)から運用する個人向けのインデックスファンド等の説明内容がグリーンウォッシングに該当するとして、是正通知を受けた。同ファンドではESG重視としてたばこ産業の除外をうたっていたが、実際には投資先にたばこ販売会社を含めていた。ASICは同社に対して3万9960豪㌦(約367万円)の罰金を科した。

 

 ASICの副議長のSarah Court氏は「グリーンウォッシングは環境問題に限らない。倫理的な課題にも適用される。エシカル投資を促進しようとする企業は、その説明に際して、正確でかつ、説明の裏付けができることを確保しなければならない」と指摘している……

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