HOME5. 政策関連 |国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)、気候情報評価でのシナリオ分析で3段階方式を提案。「定性的なシナリオ表現」も認める。「過度のコスト」を避け、公開シナリオを推奨(RIEF) |
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  気候・サステナビリティ情報開示の基準化を進めるIFRS財団の国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は、気候情報の評価に活用するシナリオ分析について、TCFDが示した3段階のガイダンスを準用するとともに、採用するシナリオについては追加的コストを伴わない公開シナリオを推奨する案とする考えをまとめた。3段階ガイダンスでは、取り組み初期の段階では「定性的なシナリオ表現」も認め、段階的に分析をレベルアップするアプローチを示す。来週開く今月の理事会で決定する。

 

 また温室効果ガス(GHG)排出量のScope3開示については、Scope1~2とともに原則開示の基本方針を維持したうえで、Scope3開示の負担を緩和する救済措置を講じるが、その救済措置の対象には、開示企業の子会社、関連会社、ジョイ……

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