HOME |国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)議長のファベール氏、気候情報開示でのScope3盛り込みは「理事全員の合意」と強調。企業がサプライチェーン対策に取り組む必要を強調(RIEF) |
Faber001キャプチャ

 

  国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)のエマニエル・ファベール議長は、気候関連情報開示に関連して、「気候変動の移行リスクと物理的リスクの約70%は、Scope1~2ではなくScope3による。したがってScope3情報の開示は絶対的に必要との理解で(理事会は)全員一致している」と明言した。そのうえで、気候対応の取り組みが遅れる状況を「ホライゾン(時間軸)の悲劇」と呼ぶ表現になぞらえ、「ホライゾンには二つある。時間軸と空間的なホライゾン(Spatial horizon)だ」と指摘、企業は自身の企業領域を超え、サプライチェーン領域のCO2削減につながるScope3対策に取り組む必要性を強調した。

 

 ファベール氏の発言は、英Economist Impactのインタビューで明らかにされた……

申し訳ありません。 この記事は会員限定です。閲覧権限を与えたユーザーにのみ、記事全文を公開しています。続きをご覧になりたい方は下記フォームよりログインをお願い致します。

ログイン