インド政府は27日、同国として初のグリーン国債を発行した。発行額は、5年物と10年物の2種類の国際合わせて800億インドルピー（約9億8100万㌦＝1275億円）。資金使途は、陸上及び海洋の生物多様性保全事業、持続可能な水資源マネジメント、自然資源保全、再生可能エネルギー事業等をあげている。資金使途の除外項目として、天然ガスを含む化石燃料事業、原発、パーム油事業等をあげている。

 

　インド初のグリーン国債とあって、5年債には内外の96の投資家から総額1350億インドルピーの応募があり、10年債には同170の投資家から1940億インドルピーの応募があった。両方を合わせると約4倍の応募となった。インド政府は、今回の2種類各400億インドルピーの発行に続いて、2月にも同規模の合計800億インド……

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