HOME | 国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)、気候・サステナビリティ基準の発効を24年1月とすることで正式に合意。企業は25年決算での情報開示を求められる(RIEF) |
IFRS001キャプチャ

 

 国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)は16日、カナダ・モントリオールで開いた理事会で、気候・サステナビリティの両基準案に対するすべての審議を終え、両基準の発効を2024年1月とすることを決めた。全理事が合意した。この結果、企業は翌25年の1月以降の決算期に財務報告開示とともに、サステナビリティ情報開示を行うことになる。企業の判断による前倒し開示も認める。現行の基準案は今年第二四半期末(6月)に基準として確定させる。またEUが開発を進めている欧州サステナビリティ報告基準(ESRS)と、グローバル・レポーティング・イニシアティブ(GRI)についてISSB基準に付属文書として盛り込むことにも合意した。

 

 ISSBの理事会はこれまでの協議で、温室効果ガス(GHG)のScope3を含む排出……

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