HOME |温室効果ガス排出量のグローバル算定基準「GHGプロトコル」、現行基準の全面改定へ。気候情報開示の共通化に対応。再エネクレジット等の算定明確化が焦点。「Scope4」登場か(RIEF) |
GHGP01キャプチャ

 

  温室効果ガス(GHG)排出量のグローバル基準であるGHGプロトコルは、国際サステナビリティ基準審議会(ISSB)等のサステナビリティ・気候情報開示共通化に合わせて、現行のScope1~3の基準を全面的に最新化する。グローバルな情報開示と整合化するとともに、再生可能エネルギー利用に伴うクレジットやオフセットクレジットの創出クレジット等を、Scope1~3排出量の算定により詳細に反映させることを目指している。現在は実質的にGHGプロトコルの算定に含まれない自主的カーボン市場(VCM)等との調整が焦点になっている。

 

 GHGプロトコルは基準改定作業のため、同プロトコルで開示するScope1~3の各開示基準の最新化作業を進行中だ。これまでに、CDPやSBTi等を対象としたステークホルダーヒア……

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